ひきこもり弟との、心の交流

弟のことを理解するために、弟の趣味への理解を深めようとする。

ひきこもり弟との、心の交流 - 弟ニート対策室

2003/10/26UP

 お友達のこおみさんが、日記で千歳の弟の話題に触れてくれました。

 いろいろと、貴重なご意見をいただきましたが、要約すると、
「もっと寄り添ってあげたらいいんじゃないの?」
 ということのようです。
 弟がゲームにはまってるんなら、一緒にプレイしてみるとかしてみるのも良いんじゃないか。とのこと。

 なるほどー。確かに最近の千歳には、弟のことを理解しようという努力が足りなかったような気がします。

 兄として、これではいけない!

 ということで千歳、ピポパと弟に電話をかけました。

弟:「なに?」
千歳:「いや、最近俺、ゲームとか全然してなかったから、久しぶりになんかやってみようかなと思ってさ」
弟:「ふうん?」
千歳:「で、お前が最近やったゲームで、特にお勧めのゲームはなにかな? と思って」
弟:「ああ、それなら『 Hello, world. 』ってゲームが面白かったよ」

 と、弟はすかさず答えました。
 今まで電話してても、妙に反応が鈍かった弟からはちょっと想像できないような、それは素早く、迷いのない返答でした。

弟:「舞台は近未来なんだけどさ」
 SFものか。

弟:「主人公は、外見は少年だけど、実はアンドロイドなんだ」
 ロボットが主人公か。

弟:「で、人間の心を理解するために、人々と交流していくという、
   心暖まるハートフルな物語さ」

 なるほど。

 ロボットと人間の心の触れ合いか。千歳、そういう話は大好きです。
 しかし弟も、大好きなものに対して話すときは、本当声の張りからして違いますね。
 語る口調が喜びに満ちています。

 そうか、弟よ――
 お前はずっと、自分の好きなものを、他の誰かにも理解してもらいたかったんだなあ。
 誰かが自分に手を差し伸べてくれるのを、そうやって、一人でじっと待っていたのか。
 そう、このゲームのアンドロイドのように。
 お前こそが、心の交流を望んでいたんだ。

 よし、お兄ちゃんにまかせろ。
 お前の勧める『 Hello, world. 』は、俺がちゃんとプレイしてやるからな。
 クリアしたら、感想を語り合おうな、弟よ──

 というわけで、『 Hello, world. 』を購入するために、千歳はパソコンを起動し、ブラウザを立ち上げ、検索エンジンにアクセスしました。

 検索単語入力。

" hello world "

 ハロー、弟よ。
 今度こそ、俺はお前のことを理解できそうな、なんだかそんな気がするよ。
 これがその、第一歩だ――

 で、ネットで見つけた『 Hello, world. 』のサンプル画面がこれです。










Hello, world. Copyright(c)Nitroplus


エロゲーだった。

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Posted by 千歳 at 2003年10月26日 19:06 EDIT
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弟の軌跡

幼年時代

  • 弟、濱田家の次男としてこの世に生を受ける。
    将来現代社会のひずみをモロにその身に受けることになるとは、当時は誰も想像だにしなかった(当たり前)。

小学時代(6年)

  • 某市立小学校入学。
  • 凡庸な小学生だったが、なぜか高学年になって、学年でもトップクラスの好成績をもらいだした。
  • けれどもこんな発言。
  • 千歳と一緒に、町の空手道場に入門。週2で通う。
  • 某市立小学校卒業。

中学時代(3年)

  • 某市立中学校入学。
  • 周囲がびっくりするほど勉強しなくなり、成績は下がる一方。
  • 斜に構える傾向が強くなり、一時登校拒否に。
  • アメリカから来ていた先生に中指を立てて見せ、返す刀で親指を下に向けたことが問題に。
    そのときの先生のセリフは「オーマイガ!」だったそうな。
  • 不良グループからちょっといじめられていたらしい。
  • ぐんぐん背が伸び、千歳を軽く追い抜く。
  • 某市立中学校卒業。

高校時代(3年)

  • 某県立短期大学付属高校入学。
  • 寮生活に突入。週末と春夏冬休みだけ家にいた。
  • 農業の知識を、そのそんなに悪いわけではない頭に叩き込まれるが、いかんせん濱田家は農家ではない為、現在なんの役にも立たず。
  • バドミントンで、県大会2位に入賞したそうな。
  • 危険物処理の資格を取得したらしい。
  • 同級生の女の子(A子)に好意を抱かれるが、ストライクゾーンを大きく外れており、谷選手のようにはかっ飛ばせず、友達のまま。高校卒業後も、数年前まで実家に手紙が来ていた。
  • 某県立短期大学付属高校卒業。

短大時代(2年)

  • 某県立短期大学入学。
  • 車の免許を取得し、家から短大に通うように。
  • 某県立短期大学卒業。

ガソスタ時代(2年)黄金期

  • 危険物の知識を活かし、ガソリンスタンドでアルバイト。時給650円でこき使われる。月収15万くらい。
  • 小室哲也に傾倒。キーボードを購入し、作曲活動にいそしむ。華原朋美、安室奈美恵、globe等の曲を弾きこなす。
  • 中学校の同窓会に出席。中学時代、弟に好意を寄せていた女の子(B子)がいたことが判明。
    その夜、その女の子から猛烈なアタックを受けるが、弟に心の準備がなく、結局何もせず、電話番号さえ聞かずに帰宅。
    おのれのふがいなさを嘆く弟に、千歳、人生に役立ついくつかのアドバイスをする。
  • A子が、弟の共通の友人と同棲していることが判明。ロンリーウルフに。
  • 俺には音楽しかない。
    と思ったかどうかは不明だが、作曲活動は熱を増し、地元よさこい祭りの作曲を、複数のチームから依頼されるようになる。
    時給650円→700円に昇給。
  • 千歳、名古屋で一人暮らしを始める。
  • こき使われるのに嫌気が差したらしく、ガソリンスタンドを辞めてしまう。

本屋時代(4年)転落期

就職したらトラブルだらけ編

再び無職編

  • 臨時の仕事も終わり、再び職を失ったが新たな職を探す気配なし。
    再びひきこもりに逆戻り(T_T)
  • 巷でニートという言葉を良く耳にするようになり、ニートについて調べたところ、弟はひきこもりというよりニートに近いという結論に達す。
    そのため、今後コンテンツのタイトルを「弟ひきこもり対策室」から「弟ニート対策室」に変更することに。
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